大量の通話をAIが自動でラベル付けし、通話ビッグデータのアセット化を実現
通話ビッグデータのアセット化を実現
これまで MiiTel では、通話終了後にユーザー自身が事前に設定した応対メモにチェックマークをつけることで通話のラベリングを行っていました。応対メモによってラベル分類することで、膨大な通話データを「通話の結果別」などに分類し、「成約に繋がった通話の傾向」「断られた際の傾向」など意味のある示唆の抽出に繋げてきました。
多くの企業に応対メモによるラベリングが活用される一方で、ユーザーの応対品質(NGワードの発話、フィラーの多さなど)や顧客の反応(ポジティブな評価の声が上がっているなど)に関するラベリングについては、ユーザー自身での判断が難しく、従来の応対メモでは対応が困難な部分でした。そのため、「良い通話」「要注意の通話」を自動で抽出し、イネーブルメントに生かすことには課題がありました。
今回リリースしたAIによる自動ラベリング機能では、発話されたキーワードによって応対メモが自動でラベリングされます。ユーザーの応対品質(NGワードの発話、フィラーの多さなど)や顧客の反応(ポジティブな評価の声が上がっているなど)による自動ラベリングが可能となり、確認すべき通話のピックアップやユーザー毎の特性抽出が容易に実現できるようになりました。
この結果、企業とお客様のラストワンマイルのコミュニケーションである「電話」で話された貴重なお客様の声を、手間をかけることなく必要なものだけ確認できるようになります。生成AIの普及に伴い、大量のデータを利用可能な状態で蓄積していくことの重要性がこれまでになく高まっており、このたびの機能追加は通話ビッグデータのアセット化の第一歩となります。
レブコムは今後も「コミュニケーションを再発明し、人が人を想う社会を創る。」というミッションのもと「MiiTel」ブランドの提供価値向上に努め、企業の生産性向上に貢献してまいります。
お客様の課題とその解決
▼インサイドセールス
課題:「確認すべき項目が漏れており、十分なヒアリングができていない」
自動ラベリング機能で実現できること:必須のヒアリング項目のワードを網羅したら「ヒアリング完了」の自動応対メモを付与。「ヒアリング完了」ラベルがついているかどうか?でヒアリングの網羅性を担保できているかどうかがすぐに判断できる。
■インサイドセールスにおけるMiiTel活用事例
https://miitel.com/jp/case/5204
https://miitel.com/jp/case/5225
▼コールセンター
課題:「オペレーターの応対品質を向上させたい」
自動ラベリング機能で実現できること:NGワードが発話されたら「NGワード出現」の自動応対メモを付与。Slack通知やメール通知などの機能を活用することで、「NGワード出現」のラベルがついている要注意の通話を可視化・通知し、オペレーター自身による改善を促進する。
■コールセンターにおけるMiiTel活用事例
https://miitel.com/jp/case/4216
https://miitel.com/jp/case/2880
■2023年8月23日プレスリリース
「分析力のMiiTel」から「伴走するMiiTel」への第一弾「MiiTel Analytics」ファネル進捗(ベータ版)をリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000183.000037840.html
■2024年1月10日プレスリリース
「分析力のMiiTel」から「伴走するMiiTel」への第二弾 課題の自動特定機能を強化
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000205.000037840.html
MiiTelとは
音声解析AI電話「MiiTel」は、電話営業やコンタクトセンター業務における、会話の内容を解析し、高精度のフィードバックを行うことで商談獲得率・成約率を向上させる、日本発の音声解析AI電話サービスです。顧客と担当者が「何を」「どのように」話しているか分からない、というブラックボックス化問題を解消し、アナログな議事録作成も自動文字起こし機能が軽減します。
商談内容を振り返りやすいシンプルな設計なので、自ら振り返り商談の質を高めたり、開発や他部門に顧客要望をニュアンスまで正確に伝えたりすることが可能です。MiiTelは、営業担当者が「人にしかできないクリエイティブな仕事」に専念する時間を生み出します。
また、MiiTelにより蓄積された顧客とのリアルな音声データは、自社の教育研修、サービス開発、機能改善などに幅広く活用いただけ、企業の事業成長を後押しします。日本語版に加え、インドネシア語版、英語版の提供を開始しています。
株式会社RevComm 会社概要
「コミュニケーションを再発明し、人が人を想う社会を創る。」という理念のもと、音声技術とAIにより、コミュニケーション課題を解決する企業です。
音声解析AI電話「MiiTel」は、インサイドセールス市場を中心に、営業やコールセンター業務におけるトークの可視化とセルフコーチング、テレワーク体制構築にご活用いただいています。また、AI搭載オンライン会議解析ツール「MiiTel Meetings」は、複数人でのオンライン会議の解析や振り返りが可能となり、営業の成約率を飛躍させます。オフライン(対面)の商談を可視化する「MiiTel RecPod(α版)」の提供も開始し、コミュニケーションが発生するすべての場所における会話のビッグデータ化を実現します。
Forbes JAPAN「日本の起業家ランキング TOP20」、週刊東洋経済「すごいベンチャー100」に選出されたほか、2023年4月にはアジア企業で唯一、米国「Forbes AI 50 2023」に選出、2023年5月にはデロイト トーマツ グループ「Technology Fast 50 2022 Japan」で1位を受賞しました。
・企業名 : 株式会社RevComm
・所在地 : 150-0002東京都渋谷区渋谷1-3-9 ヒューリック渋谷一丁目ビル7階
・代表者 : 會田 武史
・事業内容 : AI × 音声のソフトウェア・データベースの開発
・企業サイト: https://www.revcomm.co.jp/
※記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です