テレアポ従事者の約半数が、今後は「リモート」を希望

~Z世代社員のテレアポ業務意識調査~

2022年8月31日
株式会社RevComm

 株式会社RevComm(レブコム、本社:東京都渋谷区、代表取締役:會田武史)が提供する音声解析AI電話「MiiTel」(https://miitel.revcomm.co.jp/)は、テレアポ業務を行っている、Z世代(21年・22年新卒)の社員329名を対象に、Z世代社員のテレアポ業務に関する意識調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。

  • ●調査サマリー

 

  • ●調査概要

調査概要:Z世代社員のテレアポ業務に関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年8月25日〜同年8月26日
有効回答:テレアポ業務を行っている、Z世代(21年・22年新卒)の社員329名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません

≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社RevComm」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL: https://miitel.revcomm.co.jp/

 

  • ●テレアポ業務の勤務形態、「全て出社」が約半数で最多

 「Q1.あなたは、テレアポ業務をどのような形態で行っていますか。」(n=300)と質問したところ、「全て出社」が48.7%、「基本的に出社、一部リモート」が16.7%という回答となりました。

・全てリモート:11.6%
・基本的にリモート、一部出社:15.3%
・出社とリモート同じくらい:7.7%
・基本的に出社、一部リモート:16.7%
・全て出社:48.7%

  • ●リモートでテレアポを行うメリットとして、半数以上が「落ち着いた気持ちで働ける」と実感

 Q1で「全て出社」以外を回答した方に、「Q2.リモートでテレアポを行うメリットとして感じていることを教えてください。(複数回答)」(n=154)と質問したところ、「落ち着いた気持ちで働ける」が51.3%、「周囲の音が入らないため話しやすい」が40.9%、「勤務時間の融通が利く」が37.0%という回答となりました。

・落ち着いた気持ちで働ける:51.3%
・周囲の音が入らないため話しやすい:40.9%
・勤務時間の融通が利く:37.0%
・モチベーションが維持しやすい:35.1%
・通勤時間が節約できる:35.1%
・プライベートとの両立がしやすい:19.5%
・特にない:3.2%
・わからない/答えられない:1.9%
・その他:0.6%

  • ●出社でテレアポを行うメリット、約半数が「上司や同僚にその場で質問や相談ができる」と実感

 Q2で「全てリモート」以外を回答した方に、「Q3.出社でテレアポを行うメリットとして感じていることを教えてください。(複数回答)」(n=265)と質問したところ、「上司や同僚にその場で質問や相談ができる」が46.0%、「社内での情報共有がしやすい」が42.6%、「業務外のコミュニケーションが取りやすい」が29.1%という回答となりました。

・上司や同僚にその場で質問や相談ができる:46.0%
・社内での情報共有がしやすい:42.6%
・業務外のコミュニケーションが取りやすい:29.1%
・モチベーションが維持しやすい:27.9%
・他の人のテレアポを参考にできる:22.3%
・特にない:16.2%
・わからない/答えられない:3.4%
・その他:1.1%

  • ●出社とリモート、テレアポの生産性が高いのは?「リモート派」42.0%、「出社派」42.7%

 「Q4.あなたは、リモートと出社を比較すると、どちらの方がテレアポの生産性が高いと感じていますか。」(n=300)と質問したところ、「リモートの方が高い」「どちらかというとリモートの方が高い」が合計42.0%、「どちらかというと出社の方が高い」「出社の方が高い」が合計42.7%と分かれる結果になりました。

・リモートの方が高い:19.0%
・どちらかというとリモートの方が高い:23.0%
・どちらかというと出社の方が高い:20.7%
・出社の方が高い:22.0%
・わからない/答えられない:15.3%

  • ●リモートの方がテレアポの生産性が高いと感じる理由、「一人で集中して作業できるから」が57.9%で最多に

 Q4で「リモートの方が高い」「どちらかというとリモートの方が高い」と回答した方に、「Q5.リモートの方がテレアポの生産性が高いと感じている理由を教えてください。(複数回答)」(n=126)と質問したところ、「一人で集中して作業できるから」が57.9%、「リモート環境で落ち着いた状態の方が、高いパフォーマンスを出せるから」が50.0%、「周りを気にせず自分のペースで仕事ができるから」が42.9%という回答となりました。

・一人で集中して作業できるから:57.9%
・リモート環境で落ち着いた状態の方が、高いパフォーマンスを出せるから:50.0%
・周りを気にせず自分のペースで仕事ができるから:42.9%
・必要以上に周囲と比較しないで仕事に取り組めるから:21.4%
・リモートワークに慣れているから:19.0%
・上司や同僚と適度な距離感でいられるから:18.3%
・わからない/答えられない:0.8%
・その他:0%

  • ●出社の方がテレアポの生産性が高いと感じる理由、「上司や同僚にすぐ相談や情報共有できるから」が57.0%で最多に

 Q4で「出社の方が高い」「どちらかというと出社の方が高い」と回答した方に、「Q6.出社の方がテレアポの生産性が高いと感じている理由を教えてください。(複数回答)」(n=128)と質問したところ、「上司や同僚にすぐ相談や情報共有できるから」が57.0%、「出社の方が緊張感があり、集中できるから」が46.9%、「リモートだと業務を怠けてしまう可能性があるから」が41.4%という回答となりました。

・上司や同僚にすぐ相談や情報共有できるから:57.0%
・出社の方が緊張感があり、集中できるから:46.9%
・リモートだと業務を怠けてしまう可能性があるから:41.4%
・周りと刺激しあい、目標達成に対する意識が高まるから:20.3%
・上司や同僚の姿勢が参考になるから:18.0%
・わからない/答えられない:3.9%
・その他:1.6%

  • ●テレアポの生産性を上げるには、「コミュニケーション取りやすい環境づくり」や「マニュアルを作り会社でもリモートでも対応できる様にする」ことが必要などの声

 「Q7.テレアポでの生産性を上げるためには、どんなことが必要か、自由に教えてください。(自由回答)」(n=300)と質問したところ、「コミュニケーション取りやすい環境づくり」や「マニュアルを作り会社でもリモートでも対応できる様にする。」など217の回答を得ることができました。


<自由回答・一部抜粋>
・23歳:マニュアルを作り会社でもリモートでも対応できる様にする
・23歳:仕事部屋と休息部屋をわける
・24歳:自分の中で整理したマニュアルを見ること
・22歳:周りとの情報共有
・24歳:仕事の細分化が進んで欲しい
・24歳:出社だけでなくリモートも組み合わせて行う
・22歳:コミュニケーション取りやすい環境づくり
・23歳:全員の回線を良くし、スムーズに話し合いができるようにする
・23歳:周りとの競争意識

  • ●今後希望するテレアポ業務の形態は、「基本的にリモート、一部出社」が30.7%で最多も、意見は分かれる結果に

 「Q8.あなたは、今後テレアポ業務をどのような形態で行いたいと思いますか。」(n=300)と質問したところ、「基本的にリモート、一部出社」が30.7%、「基本的に出社、一部リモート」が24.7%という回答となりました。

・全てリモート:17.6%
・基本的にリモート、一部出社:30.7%
・基本的に出社、一部リモート:24.7%
・全て出社:12.3%
・どちらでもよい:14.7%

  • ●リモートメインでテレアポ業務を行いたい理由として、「移動時間が減らせて時間が効率的に使える」や「一人で集中してできる」などの声

 Q8で「全てリモート」「基本的にリモート、一部出社」と回答した方に「Q9.今後リモートメインでテレアポ業務を行いたい理由を、自由に教えてください。(自由回答)」(n=)と質問したところ、「移動時間が減らせて時間が効率的に使える」や「一人で集中してできる」など103の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・23歳:リモートだと出退勤の時間を削減できるから
・23歳:一人で集中してできる
・24歳:生産性が上がり無駄な対人関係の対応を行わなくて済むから
・24歳:リモートの方が集中して作業ができるから
・24歳:出社のための移動が無駄
・23歳:移動時間が減らせて時間が効率的に使える
・22歳:直接出向くより費用がかからないため
・23歳:周囲の人が気にならない。

  • ●出社メインでテレアポ業務を行いたい理由として、「隣人に喋り声が聞こえる可能性がある」や「お客様の個人情報を社外に持ち出したくない」などの声

 Q8で「全て出社」「基本的に出社、一部リモート」と回答した方に「Q10.今後出社メインでテレアポ業務を行いたい理由を、自由に教えてください。(自由回答)」(n=86)と質問したところ、「自宅の壁が薄く隣人に喋り声が聞こえる可能性があるため」や「お客様の個人情報を取り扱うから、社外に持ち出したくない」など86の回答を得ることができました。


<自由回答・一部抜粋>
・23歳:一人だと孤独感が酷いので
・22歳:自宅より意識は上がるため
・22歳:家でテレアポができる環境がないから
・24歳:自宅の壁が薄く隣人に喋り声が聞こえる可能性があるため
・24歳:会社の方が集中出来る
・23歳:モチベーション維持のため
・22歳:会社の方とコミュニケーションを取りたいから
・23歳:お客様の個人情報を取り扱うから、社外に持ち出したくない
・23歳:家で電話をすることが少し抵抗がある

  • ●まとめ

 21年・22年新卒のZ世代社員は、コロナ禍によりオンラインでの就職活動を余儀なくされた世代であり、入社してからも、リモートと出社の両方で勤務を続けていることが想定されます。そこで、今回はテレアポ業務を行っている21卒・22卒329名を対象に、リモート・出社でのテレアポの実態を調査することで、Z世代社員の本音を明らかにいたしました。
 結果として、現在のテレアポ業務形態は、約半数が「完全に出社」の一方で、今後希望する業務形態には、「基本的にリモート、一部出社」が30.7%で最多を占めたことから、働き方における理想と現実のギャップが伺えました。
 そこで、「出社とリモートのどちらがテレアポの生産性が高いのか」を質問すると、「リモート派」が42.0%、「出社派」が42.7%とほぼ同割合に。「リモート派」の理由には、「一人で集中して作業できるから」(57.9%)や、「リモート環境で落ち着いた状態の方が、高いパフォーマンスを出せるから」(50.0%)が上位を占め、「出社派」の理由には、「上司や同僚にすぐ相談や情報共有できるから」(57.0%)の他、「出社の方が緊張感がある」や「リモートだと業務を怠けてしまう可能性がある」といった自分の性格に合わせた回答も挙げられました。
 リモートワークと出社勤務、どちらもメリット・デメリットの二面性があることから、働きたい形態においても分かれる結果となりました。リモート環境で業務がスムーズに進行できるよう体制構築することで、社員一人ひとりが働きやすい形態を選択でき、働き方の自由度を広げることができるのではないでしょうか。

  • ●リモートワークでのテレアポも伴走できる「MiiTel」とは

  音声解析AI電話「MiiTel(ミーテル)」は、電話営業やコンタクトセンター業務における、会話の内容を解析し、高精度のフィードバックを行うことで商談獲得率・成約率を向上させる、日本発の音声解析AI電話サービスです。顧客と担当者が「何を」「どのように」話しているか分からない、というブラックボックス化問題を解消し、アナログな議事録作成も自動文字起こし機能が作業を軽減します。
商談内容を振り返りやすいシンプルな設計なので、自ら振り返り商談の質を高めたり、開発や他部門に顧客要望をニュアンスまで正確に伝えたりすることが可能です。MiiTelは、営業担当者が「人にしかできないクリエイティブな仕事」に専念する時間を生み出します。
 また、MiiTelにより蓄積された顧客とのリアルな音声データは、自社の教育研修、サービス開発、機能改善などに幅広く活用いただけ、企業の事業成長を後押しします。
 ミーテルの詳細はこちら https://miitel.revcomm.co.jp/jp/